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日常の虚無感を打破!「あした死ぬかもよ?:ひすいこたろう」

明日死ぬとしたらみなさん何をしますか?

思いきり贅沢な食事、家族との時間、はたまた寝て過ごすなど人によってやりたいことはまちまちですね。

人生の後悔を少しでも減らすための考え方や方法を学ぶことができるのがこの本です。

こんな人におすすめ!

  • 毎日の生活に閉塞感や虚無感を感じている人
  • 変わりたいと思っている人
  • 人生に対しての視野を広げたい人

それでは、どのような内容なのか見ていきましょう。

本書のポイント

本書のポイントはずばり、「後悔しない生き方」です。

人生に後悔したくないとは思いつつも、一歩踏み出す勇気がなかったり、現状が変わってしまうことへの不安を抱いてしますのが人間です。

しかし、本書では著者が読者に質問する形式で、夢、志、本心(心の声)の観点から、後悔なく生きるためのマインドを教えてくれます。

質問の例

  • あなたの人生は、100点満点中、いま何点?
  • 「いつかやる。」あなたの「いつか」はいつですか?
  • あなたでないとできないことってどんなことですか?
  • 半年後に死ぬとしたら、今の仕事をやめる?

質問に対して、自分なりの考えを作りつつ、著者の考えを読むことで、自分が本当にしたいと思うことにだんだん気づいていくことができます。つまり、自分を客観的みることができます。

読み終えた後、あなたの行動は必ず一つは変わることでしょう。

今回はこの本の中でも特に印象に残った部分を紹介していきます。

どんな制限を自分にかけているだろうか?

私たちを自由に生きることから遠ざけている思い込みや制限はたくさんあります。

「してはいけない」、「しなければいけない」という思い込みが心を支配すると、身動きをするのもできません。

私も仕事を転職した経験があるのですが、やめる前には、

「やめたら親を心配させてしまう。」

「暮らしていくにはお金が必要だから続けなければならない。」

という思いから、中々、やめるという選択肢を選ぶことができませんでした。

しかし、「私は何をしてはいけないと思っているのか?」「何をしなければいけないと思っているのか?」

この質問を受けて、自分で考え書き出してみることで、自分を客観的にみることができました。

自分が自分にかけている制限が分かると、

「それは本当にやってはいけない/やらなければいけないことなのか?」

と冷静に考えることができ、一歩踏み出す勇気がわいたように思います。

フルマラソンの42.195キロを終えて倒れていた人が、100キロマラソンでは悠々と42.195キロを通過するように、自分の心に制限をかけて限界を決めているのは自分自身なのかもしれません。

  • 自分が今してはいけないと思っていることだけどやりたいことを考えてみる
  • 自分が今しなくてはいけないと思っているけど必要のないことを考えてみる
「いつかやる。」あなたの「いつか」はいつですか?

どこを探しても、1週間の中に「Someday(いつか)」という日はないんです。

という筆者の言葉に笑ってしまいながらも、「たしかに!」と納得感でいっぱいでした。

みんなやりたいことがあっても、

「今度やろう。」「いつか行ってみたいな。」「いつかは成し遂げたいな。」

とSomedayの連続になってしまっているのです。

人は必ず死んでしまう。これは、まぎれもない事実です。この世に、永遠と生き続けている人間はいません。

だからこそ、その死という締め切りを意識して、いつかやろうではなく、今からやることが大切なのです。

明日が締め切りのレポート、プレゼン、宿題を、「いつかやろう。」と先延ばしにする人はあまりいませんよね?

部長でも、課長でも、先生でも、教授でもない、神様の作ってくれた「死」という締め切りを意識してみることで、自分がどのように生きたいか見えてくるかもしれませんよ。

(ちなみに著書では、彼女が欲しいと思ったらテーマパークのチケットを先に買うことをお勧めしていました。)

自分がやってみたいことをいつやるか決めて行動してみる

なんのためにこの命を使いたいですか?

日本に生活している私たちは、戦地のように命が常に危険に脅かされることはあまりありません。

ですが、なんだか日常に虚無感を感じたり、生きづらさを抱えている人もいるでしょう。

人間は人や社会の役に立ったときに、大きな幸せを感じるようです。

確かに、地域のごみ拾いをした後やお年寄りに席を譲った後って、何とも言えない爽快感というか充実感のようなものがありますよね。

今の日常に虚無感を感じたり、脱力感を感じている人は

自分が何のためだったら、だれのためだったら自分の命を使ってもいいのか考えてみるとよいかもしれません。

著書では、戦地で教官をして思い悩んでいる夫のために、妻が命を捧げるお話なども載っています。

あなたの命を使うに値するものは何なのか、難しい問いですが、考えてみる価値はありそうですね。

命をささげてもやってみたいことを考えてみる

まとめ

ここに紹介したのは、著書の中のほんの一部です。

本書を読むことで

  • 自分を客観的にとらえられるようになる。
  • 後悔しないための考え方が身につく。
  • 考え方に基づいて、自分の行動が変わる。

いきなり大きく変わることは、中々に難しいことですが、本書を読むことで必ず新しい気づきがあると思います。気づきは自分を変えてくれます。大きな変化は小さな変化が積み重なって起こるものです。

きっとあなたの人間関係や人生の価値観に良い影響を与えるはずです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

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