みなさんは毎日ぐっすりと眠れていますか?
ベッドには行くけどどうも寝つきが悪い、朝起きたときからなんだか疲れている、たくさん寝たのに疲れが取れない。
こんな症状のある人は多いのではないでしょうか?
実は、私もそのうちのひとりでした。
特に、朝起きた時からなんだか疲れているという症状は社会人になって5年くらい続いていましたが、仕事が忙しいからだと思い込んで、何もしようとしませんでした。
しかし、この本に出合って、睡眠の仕方を変えたところ、
夜の寝つきがよくなり、朝起きた時の疲労感が大きく改善されました。
本書では、アメリカ人の健康のスペシャリストであるショーン・スティーブンソンが数々の実験の結果をもとにすごく論理的に睡眠の質を高める方法を教えてくれます。
少しでも睡眠に関して悩んでいる人は絶対に読む価値のありです!
こんな人におススメ!
- 睡眠の質を高めたい人
- 仕事のパフォーマンスを向上させたい人
- 睡眠に関して悩みを抱えている人
それでは本書のポイントを見ていきましょう!
本書のポイントはずばり「良質な睡眠」です。
良質な睡眠は、健康の増進に役立ち、生産性を高め、ダイエット効果もあります。
逆に、質の低い睡眠は、健康な身体が損なわれ、老化が早くなったり、生産性がガクッと落ちてしまうことが研究から分かっています。
睡眠は大事だということが多くの人は何となくわかってはいますよね。
しかし、時間をかけて深く睡眠のことを学ぼうとは思わないので、信ぴょう性のない情報に騙されて、睡眠の質向上とはかけ離れた睡眠の仕方をしている人も多くいると思います。
大丈夫です!!!!
本書を読むだけで睡眠に関しての考え方が180度変わります。
本が苦手な人でも、4時間あれば読めると思います。
本書を読んで、明日からの生活を大きく変化させていきましょう!
今回は、この本の中でも
今日からすぐにできる睡眠の質向上のテクニックを三つ紹介します!
筆者も実践しているテクニックです。ぜひやってみてください!
太陽の光を浴びると気持ちがいいという感覚ありますよね。
人間の大昔の生活では、電気は発明されておらず、朝日が昇ると起きて、夕日が沈むと寝るという生活を送っていたそうです。
でも、現代ではそんな原始的な生活をしている人はあまりいないと思います。
しかし、人間の脳にはそのころの記憶が遺伝子レベルで残っています。
ですので、朝日を浴びると体内時計を調整するホルモンが分泌され、朝起きやすく、夜眠りやすい身体にしてくれます。
ゴールデンタイムは朝の6時から8時30分に30分ほど浴びるのが良いそうですが、朝の貴重な時間にそんなことできないという人も多いですよね。(笑)
そんな人は、朝目覚めて1分太陽の光を浴びるようにするだけでも違います。
私も、朝起きたらベランダに行って、1分ほど朝日を浴びています。
そうすると、今日もがんばろうという活力が自然とみなぎってきますよ。
朝起きて太陽の光を浴びよう!
夏の暑い日には、扇風機だけでは寝苦しくて寝られない。
冬の寒い日には、足先が冷えてなかなか寝付けない。
そんな経験はありませんか?
良質な睡眠と気温や体温には大きなかかわりがあります!
温度を制する者は睡眠を制するといっても過言ではないかもしれません。
しかし、私たちの力で気温を変化させることは不可能に近いですし、体温を上げたり下げたりすることもなかなか難しいですよね。
そんな中で、変化させられるのが室温です。
暖房や冷房を駆使して室温を調整することで、快適な眠りの空間を作り出すことができます。
暑いや寒いといった身体的なストレスの少ない環境での睡眠は睡眠の質を大きく高めてくれます。
人によって違うと思いますが、調査によると最適な温度は大体15度~20度らしいです。(アメリカ人の専門家が書いた本なので日本人ではもう少し高いような気がします。私は23度くらいがちょうどいいです!)
自分の心地よいと感じる温度を見つけて、睡眠の質を高めてみてください。
「だけど、電気代が気になる...」
そんな声も聞こえてきます。おっしゃる通りです。
しかし、睡眠を向上させることは健康、生産性、ひいては人生の豊かさ、すべてにつながってくることです。
自分への投資が月の2000~3000円の電気代の向上なら安いと思いませんか?
室温を調整して心地よい眠りの環境を整えよう!
私たちの生活と切っても切り離せないのがスマートフォンです。
YouTubeやインスタグラム、ティックトックなど楽しいコンテンツも盛りだくさんで、スマホを触っていて気づいたら1時間以上経っていたなんてこともしばしばありますよね。
SNSやショート動画などは手っ取り早く快楽を得られるので、息抜きにはよいかもしれません。
しかし、睡眠の前のスマートフォンの使用は良質な睡眠を妨げてしまいます。
なぜかというと、スマートフォンからはブルーライトという光が発せられます。
ブルーライトは身体を活動的にするホルモンの生成を促すので、寝る準備が整った身体を起こしてしまいます。
さらに、寝る直前にスマホを使って寝た場合と使わないで寝た場合には同じ時間寝ても、使った後に寝たほうが疲れが取れにくくなるということも研究で分かっています。
つまり、寝る前のスマートフォンの使用は寝つきを悪くして、しかも、疲れが取れにくくなるということです。
無意識にスマホに手が伸びてしまうので、なかなか制限することは難しいですが、実際にやってみると寝付くまでの速さは大幅に改善されます。
寝る前にはスマホを制限して、ブルーライトを浴びずに寝られるといいでね。(私は読書をしています。)
寝る前のスマホをグッとこらえよう!
睡眠を改善することは、現在、そして、未来の豊かな生活につながります。
本書では、今回お伝えしたテクニックだけではなく、運動、寝る姿勢、コーヒーの飲み方など
20にも及ぶテクニックを教えてくれます。
説明だけでなく、実験や論文考察などから論理的に伝えてくれるので納得感も大きいです!
最後に本書の良さをまとめておきます!ぜひ読んでみてください。
- 睡眠の重要性が分かる
- 睡眠の質を高める論理的な方法が分かる
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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