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20代を後悔しない! 「20代にとって大切な17のこと:本田 健」

就職、恋愛、ひとり暮らし、上京、結婚、大学生から社会人へと変わり変化の大きい激動の20代。

今から20代を迎える人は未来にワクワクしますか?それともドキドキしますか?

20代の時間が過ぎ去った人は、20代のことをどのように感じていますか?

私自身、今年で30歳を迎えます。

20代を振り返ってみると、あっという間に過ぎてしまったというのが正直な感想です。

もっと本を読んでおけばよかった、もっと身体に気を使っていればよかった、もっと大胆な決断をすればよかった。

いろいろな後悔はありますが、過ぎてしまったことを後悔しても仕方がありません。

ですが、20代の生き方に関してアドバイスをしてもらえる。

そんな一冊があったら、手に取ってみたくありませんか?

本書では、200冊の本を出版し、世界で800万部を売り上げた著者の本田健さんが今までの自分の失敗を振り返って、20代にとってどんなことが大切なのかをまとめ上げた本です。

「なるほど!」と納得することや「ちょっと違うかな...」と考えさせられることなど、本の中には人生を向上させるたくさんの言葉が詰まっています。

また、こんな考え方もあるんだと気軽に読めるのも本書のいいところです!

こんな人におススメ!

  • これから20代を迎える人
  • 日々一生懸命生きている20代の人
  • 人生に見通しを持ちたい人

それでは本書のポイントを見ていきましょう!

本書のポイント

本書のポイントはずばり「20代での価値観」です。

年を重ねてみてやっと気づく価値観、考え方の違う人と関わることで得られる価値観、失敗をすることで実感する価値観、自分の中で大切と思う価値観には様々なものがありますよね。

人を傷つけない限りは、どんなことでも尊重されるべき価値観だと思います。

その中でも、幸せにつながりやすい価値観というものが私はあると思います。

本書の中では、そんな幸せにつながりやすい価値観であるにもかかわらず、普段の生活では中々気づくことができない価値観を教えてくれます。

そんな価値観を自分の中に取り入れることで、新しい景色が見えてくるかもしれません。

今回は、この本の中でも

今年30歳を迎える筆者がすごく共感した三つの考え方を紹介します。

①お金とちゃんと向き合うこと

「おいおい、いきなりお金の話かよ!!」と思っている方もいるかもしれません。

ですが、お金と良い意味で向き合うことは20代にとってとても大切なことだと思います。

無駄遣いが悪いとか、節約することが良いとか、金持ちが偉いとか、貧乏では幸せになれないとか、そういう話をするのではありません。

20代のお金の使い方で大切なのは

『お金を使って本当にやりたいことは何なのか?』

を考えることです。

暑い日にランニングをした後、キンキンに冷えたビールを買って飲む!最高ですね!

お金をためて大好きなプラモデルを買う!最高ですね!

バイトで稼いだお金で海外に旅行に行く!最高ですね!

ただ、目の前の時間を消費したり、他者に合わせてお金を使うのではなく、

自分の心が喜ぶことに対してお金を使うことができたら、それは有意義なお金の使い方ではないでしょうか?

お金は時に悪魔に見えたり、はたまた神様に見えたりすることがあるかもしれません。

ですが、お金はお金。自分が幸せを得るための手段でしかありません。

自分のお金の使い方と向き合って、少しでも幸せを増幅させられる使い方ができるといいですね。

自分が幸せを感じることにお金を使う

②仕事に人生を盗まれないように気を付けること

この記事を読んでくれている人の中にも、日々馬車馬のように働いている人はいるのではないでしょうか?

実は私も、社会人になってからの数年間、馬車馬のように働いていました。

朝5時半に出勤して、夜の20時頃退勤するような生活です。

平日は帰ってご飯を食べ、シャワーをしたら寝る。

金曜日には華金だといってたくさん酒を飲んで、土曜日は二日酔い。

でも、体力もあり、そこそこ達成感を感じていたので、倒れることもなく充実感を感じて仕事をしていました。

その時の私は、「仕事はしていなければいけないもの。」と思って、あまり何も考えずに働いていました。

ですが、著者の本田健さんは

「自分がなぜ働くのか?」を考えることが大切だと言っています。

あまりに忙しすぎて、そんなことを考える余裕はないと思うかもしれません。

ただ、何のために働くのかを考えることで、

自分が何を大切にして生きているのかがぼんやりと見えてきます。

ブラジルの人はリオのカーニバルを楽しむために仕事をしている人が多いそうです。

フランスの人は夏のバカンスを楽しみに毎日の仕事に打ち込んでいるそうです。

自分が働く意味を考えると、働き方や働いた時の充実感もきっと変わってくると思います。

自分が働く意味を考える

③小さなことに心を込める

以前スマートフォンが壊れた時、何もできない自分に絶望しました。

海外に行ったとき、お金を払わねば入れない駅のトイレに衝撃を受けました。

野宿をしたとき、ふかふかのベッドが恋しくなりました。

断水してしまったとき、水道から水が出るありがたみを知りました。

私たちは、いろいろな道具を使ったり、いろいろな人と関わったりして、日々当たり前のように生きています。

しかし、その中には私たちの生活を本当に豊かにしてくれているものがたくさんあります。

逆に、私たちが行うことや作り出すものによって相手が幸せを感じてくれていることもあります。

また、心を込めて行うことによって、自分の感情の小さな動きが見えてくるようになります。

自分は何をしているとき心地よいのだろう。自分は何に幸せを感じるのだろう。

自分の心が見えてくることで、日々の幸せにもつながっていきますよね。

日常の何気ないことにも感謝をしたり、小さなことにも心を込めたりすることで

自分も相手も幸せにしていきましょう。

小さなことにも心を込める、感謝をする

まとめ

激動の20代には、色々な楽しいことや苦しいことがあります。

本書では、今回お伝えした考え方だけでなく、愛にまつわること、感情にまつわること、家族にまつわることなど様々な考え方を学ぶことができます。

たくさんの成功や失敗を経験したからこそ溢れ出る、本田健さんの言葉もたくさんあります。

新しい考え方を取り入れて、人生を豊かにしてみませんか?

最後に本書の良さをまとめておきます!ぜひ読んでみてください。

  • 現在の自分に対して考えるきっかけを与えてくれる
  • 20代を生きるひとつの指標となる

それでは、次回の記事でお会いしましょう!

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